青山ブックセンター倒産。
新文化速報:青山ブックセンター倒産。
★本編にも書いたとおり、私はちょうど何も知らずに17時前後くらいに六本木店の前を歩いて「あぁAノさんとかMロさんいるかなー挨拶してこよー」と思って立ち寄ろうとしたら、まさにそのAノさんが「閉店のお知らせ」という紙を入口に貼っていてまたタチの悪い・・・と思ったら本当で死ぬほど驚いた、という状況です。閉店の瞬間を見てしまったというのは、一方でジャーナリスト魂燃え上がるものの、はっきり言って悲しさと驚きのほうがずっと上です。個人的にはABCの棚はそんなに好きじゃなかったけど、いわゆる「首都圏の若い本好き」のココロをつかんでいた書店としては十分知名度があったでしょう。
★この話を聞いて今日の呑み会はじめいろんな人にABC倒産の話をしたら、みんな一様に驚いていました。それと同時に、判で押したように「やっぱり洋書の写真集を立ち読みばかりしないでちゃんと買ってればよかった・・・」という後悔のコメントを聞けたのが面白かったです。やっぱり、ABCはいい意味でも悪い意味でもアート系な人たちの「図書館」になっていたのではないかと。