2005-01-01から1年間の記事一覧

未公認なんですぅ:リアル書店に向く本とそうじゃない本って、あるよな、きっと

こう書房の編集者の方が、自ら作った『自分の企画を本にしよう! 〜出版社に採用される「企画書&サンプル原稿」はこうつくる〜』という本について、「リアル書店ではどこに置かれていいかわからず、ネット書店のほうが売れてる」という感想を述べていた。これ…

今年9月、秋葉原に有隣堂書店が出店

■すでに商品の出品依頼などが来はじめているので、間違いない情報かと。神奈川に本部を持つ有隣堂書店が、秋葉原に500坪クラスの書店を出店するそうだ。オープンは9月中旬予定。ビッグカメラの新本店と同じ建物と聞いたけど、場所はうろ覚え。 ■秋葉原は秋…

ある出版営業の一日。

<特別企画>編集者、記者、ライターの一日はどうなっているのか?こちらに便乗。編集者の時には「12時起床、7時就寝」と明らかに昼夜逆転していた私も、今ではすっかりまともな生活になりました。 自分は出版営業とは言え、どちらかと言うと「書店回りの人…

クロネコヤマト「ブックサービス」が出版構造を変える

●ブックサービス、書店との直取引で客注サービス「おとりよせ@ブックサービス」を開始。 クロネコヤマトのブックサービスが、本格的に書店向けの客注対応サービスを開始した。発注業務がラクになり、商品到着も早い。そして「書店さまに代わって、当社eメ…

推測:アメーバブックスが幻冬舎と組む理由

幻冬舎、サイバーエージェント子会社「アメーバブックス」発行書籍の発売開始サイバーエージェント社長・藤田晋の『渋谷ではたらく社長の告白』や人気ブログの単行本化『実録鬼嫁日記』などでヒットを飛ばしているアメーバブックスが、自社発売をとりやめて…

出版「村」から黙殺されるベストセラーたち。

以前本家のほうでも書いたとおり、『もっと、生きたい・・・』のことが気になって仕方がないのです。というわけでちょっとまとめてみました。 出勤前に何げなく朝のニュース番組を見ていたら、『もっと、生きたい・・・』(Yoshi/スターツ出版)という本の…

「10代向け市場」の難しさ。

断片的には再三書いてることなんですが、機会もあったのでちょっとまとめてみました。 この冬、10代読者をターゲットにした注目シリーズの創刊が続いた。一つが筑摩書房の「ちくまプリマー新書」。そしてもう一つが理論社の「よりみちパン!セ」だ。前者は橋…

「読者の代表」としての書店員。メモ書き。

まだ思考中。まとまっておりません・・・。まとまった原稿は別のところに載せようかと。 先月のINCで某書店店長が怒っていた。新刊のダンボールを開けたら、中から「全国の書店員が熱狂!」とデカデカと書かれたオビが着いており(ちなみに商品はコレ)「…

アマゾンで本を売りたければ「オビよりもサブタイトル」にこだわれ!?

オンライン書店の普及に伴い、書籍を作るうえでより重要となってくるのは、オビコピーよりもサブタイトルなのではないか、ということにふと気づいた。もしかしたらこれも「今更〜論」な話・・・かもしれないが。 オビがあまり重要ではない理由は、以下の点に…

「今更オタク論」分科会

知人のサイトと掲示板で「今更オタク論」というのが展開されていて、たしかに今更だなぁと思いながらも、やはり読んでると口を出したくなってきた次第でして。だだっと記してみたいと思います。★★★★★★★★★★★★★★★★最近はさすがに「アキバ系カルチャー」が数多…